第22章 スプリントレトロスペクティブ
スプリントレトロスペクティブはプロダクトを構築するのに使ったプロセスに集中する
参加者が発見した改善をスプリントレトロスペクティブの後に継続的に行う事が重要
スプリントレトロスペクティブは、スクラムフレームワークで最も重要で最も使用されいるプラクティスである
自分たちの環境に合わせてスクラムをカスタマイズできる機会を提要する
スプリントレトロスペクティブで話し合うのは以下のようなこと
- スプリントでうまくいったので、今後も続けたいことは何か?
- スプリントでうまくいかなかったので、今後は中止したいことは何か?
- これからやったほうがよいこと、改善したほうが良いことは何か?
参加者はスクラムチーム全員(開発・スクラムマスター・PO)
スプリントレトロスペクティブの前にいくつかの事前準備がある
スプリントの時間が短かったり、実践的で簡潔なレトロスペクティブのフォーマットを使ったりしているのではあれば、事前準備に必ずしも時間をかける必要はない
事前準備の項目は以下の通り
- フォーカスを定義する
- 現状のチームの重要性や改善点に合わせてフォーカスをすることもある
- 例:TDDのスキルを向上させる方法にフォーカスを当てる
- 現状のチームの重要性や改善点に合わせてフォーカスをすることもある
- エクサイズを選択する
- 通常のレトロスペクティブには以下のようなエクササイズが含まれる
- インベントタイムラインの作成と発掘
- インサイトのブラインストーミング
- インサイトのグループ化と投票
- 通常のレトロスペクティブには以下のようなエクササイズが含まれる
- 客観的データを収集する
- 分析は行わずに収集のみ
- レトロスペクティブを構成する
- スプリントレビューと同じように、スプリント終了時に行う
イベントタイムライン
スプリントのイベントの流れをビジュアルに表現した成果物
ビルドが動かなくなった・本番環境での修正に手間取ったというのがイベントに当たる
ここまでの感想や実際の現場との差異
- スプリントレトロスペクティブで話し合うのは、いわゆるKPTと一緒かな
- イベントタイムラインを毎回作るのはしんどいが、作ってみるのもあるかも