第6章 ユーザーストーリーを集める
ユーザーストーリーを使った要求の集め方を学ぶと、アジャイルな計画の姿が見えてくる
どうやって、計画に最新の状況を反映し続けるのか
どうやって、計画には一番新鮮で信頼の置ける情報を含めるようにするのか
どうすれば、時期尚早な事前分析を避けるれるのか
ソフトウェアへの要求を表現する手段として文章に頼りすぎる弊害の例
- 変化に対応できない
- 顧客の欲しいものではなく、仕様に合わせて作ることになる
- 下手な推測や、誤った前提を招き寄せる
- 多くの時間を無駄にする
要求を文章でまとめる問題は、文章の寡多が問題ではなく、コミュニケーションの問題
最も効率的で、効果的な方法はフェイストゥフェイスで話をすること
必要なのは、
要求について会話を引き出したり、
お客さんの欲しいと思っていることの本質を捉えられるようにしたり、
必要最低限だが、計画を立てるときになんの話だったのかを思い出せる程度に詳細な要求を記述できるもの
それが、ユーザーストーリ
ユーザーストーリはあまり大きくなない、インデックスカードに書く
簡潔にしか記述しないので、詳細は顧客に出向いて会話を促進する仕組みになっている
大事なのはフィーチャーの本質を捉えるキーワードを書き留めておくこと
よくかけているユーザーストーリの特徴
- 顧客にとってなにかしらの価値が書かれていること
- 例
- ユーザーアカウントを作成する
- メーリングリストの購読を停止する
- お客さんにわかってもらえる言葉遣いで表現する
- 例
- エンドツーエンドになっている
- 独立している
- 他のストーリーと密結合になっていないこと
- 必ずしも独立させられるわけではない
- 交渉の余地がある
- テストできる
- 小さい、見積れる
感想
スクラムのチケットは仕様書になっているな
ユーザーストーリにした方がいいのかな